WACATE 2019年冬参加報告 ~テスト業界随一の加速装置、wacateに参加して 自分自身に急ブレーキをかけようと思った話~

本記事の説明

本記事は2019年のWACATEに参加したときの気持ちを書き連ねたものです。

ここに記載することは特に誰かに伝えたいとかでもないし、何かを語りたいわけでもなく、ただひたすら心の中を吐露する26歳くらいのおじさんの記事です。

本来ならばお蔵入りにしておくものでしたが、ある人からリクエストがあり、一部改変しつつもなるべくその時の気持ちそのままに記載しています。

暗い内容なので、見たくない人は今のうちに見ないようにしてください。

全部この人が悪いです。

※プライバシーのため、要望くださった方をマスクしています

WACATEとは

別に説明しない。以下を見てください。いろいろ加速させるところです。

wacate.jp

わざわざ遠出して参加しようと思った背景

私は大阪で第三者検証会社に在籍しており、QA界隈を見て、大阪で孤独だと感じていました。 地方にいるとわかると思いますが、東京みたいな勉強会がありません。現場内や社内でもっと技術交換がしたいと思っていますが、今いる会社にはそういった文化がなく、それをリードできるようなポジションでもありません。
東京に配属された同期が羨ましいな、とかTwitterが楽しそう!とか、ずっと思っていました。
WACATEに行ってみたい!私もあの輪の中に入りたい!
WACATEに参加すると決めてから、WACATEに参加して恥じないように、社内でのアウトプットを増やしたり数少ない大阪のQAイベントにも参加したり、ブログをちょこちょこ書いたりしていました。
「何があっても WACATEに行く」と決めてから、半年くらいずっと楽しみにしていた。
ある意味、WACATEに賭けていました。

急ブレーキをかけると決めた

帰りの新幹線で振り返り、本当によかったのか?と自問自答していました。心地いいと思ってよかったのか?勇気を持って外に出てよかったのか。楽しいと思った自分。

残った薄ら寒さ。
ワークショップなので楽しい!アウトプットをする楽しさ!それってもう知ってることなのでは?
WACATEのポジショニングペーパーセッションで、参加する動機として「おもいでを作りたい」と記述しました。結局、他者に何かを求めようとしている浅ましさに嫌気がさしていた。
一体自分は界隈に何を提供できるのか
  • そもそも第三者検証会社の経験に頼りすぎてはいないか?
  • 本の知識に頼ってはいないか?
  • それは自分で研究したものではないのではないか?
自己嫌悪
なんとなく知っていることを話して、聞いて、楽しいと思っている自分。
そこに主体性はありませんでした。
 
「wacateに参加すれば、自分もテストをしている人間になれる!」
そうとは思えなくなった。答えられないと気がつきました。
自分は何をしている人なのか?
どんな価値を生み出したのか?
大阪から行くメリットはあったかもしれない。じゃあ他の人が私と関わるメリットは何だったのか?
 
自分が参加して、場を汚してしまうことに恥ずかしい気持ちになってしまいました。
 
何もアウトプットしていないのに界隈に参加するのはやめよう、そう決めました。
 

じゃあどうすると決めたのか

とても楽しかったし、モチベーションが上がった。でもそれでいいのか?自分の発散場所が媒体を変えるだけにならないか?急ブレーキをかけた。本当に私の番だったのか?*1アウトプットなら簡単にできると思いました。

失敗したらできないことが”大阪にいるから”という言い訳になってしまっている。何をやるべきか。インプットが多くなりすぎている。結局のところ”自分だけが持つ経験知”が持てていない。

  • アウトプットの楽しさに甘えていていいのか?
  • 自分だけに価値のある、独りよがりなアウトプットではないか?
  • 自分が加速するためだけに他者を利用していないか?

結果良ければいいけれど、それは公正ではない。だめだとは思わないし、私自身はそういうのを見ていてとてもおもしろいと思う。ただ、自分がそうだと許せなくなる。そこに成長はない。同じ場所でくるくる回っているだけ。”ただ輪に入ってなんとなく前に進んでいる感”ではなく、本当の前進と越境が必要になる。どこかで、”今の自分をアウトプットすればいいと思っていた”そこに自分にとっての価値はないのかもしれない。私は自分のあるべき姿から十分なほど遅延していた。インプットとアウトプットのサイクルで質を上げることは自分ひとりでもできる。他者を巻き込むエゴ。

 

目の前の課題

  • 自分に問う。
  • 価値のあることをする。
  • 辛くなったら、やめる。

 

あとがき(2023年の自分から2019年の自分をふりかえって)

この文章を書いたときは途中から公開するのを諦めていました。

また、今回公開するにあたっても微妙な表現をちょこっと直しただけなので、怪文書はそのままです。

ここまで読んだ人すごいですね。

 

さて、実際はどうなったかというとコロナが起こりました。

東京の人は残念でしたが、地方の人にとってはまさに僥倖で、オフライン開催されていたイベントが軒並みオンラインとなり、地方と東京の情報格差はなくなったと言って良いでしょう。

 

私自身もJSTQBALとったり、TPIアセスメント*2できるようになったり、そこそこテスト技術だけで言えば充実してきた?感もあり、当時感じてたほどの劣等感とかはないです。

 

薄ら寒さは今も感じながらも、主流からはある程度距離を置いて生きている…つもりではある。

WACATEハイって言葉ありましたが、こういうWACATEハイもあるんだよってことで、この文章を公開いたします。

 

追記

2019年冬のあとに、2021年夏にもWACATEに参加しました。

https://note.com/usk_ymst_p/n/n9bb653c9e223

2回とも参加して名刺交換したり仲良くなった人は界隈からほぼみんな姿を消してしまいましたが、2019年冬のポジペを見ると今Twitterのタイムラインにいる人がいたり、一緒にテスコン出てる人がいたりして、繋がりではないけど変な縁があって面白いな〜と思いました。

*1:2019年冬のテーマは「あなたの番です」でした

*2:江戸時代のテストアセスメント技術です